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REVIEW · 書評
N° 337 · 2026-06-29
偽りの名画 表紙画像
現代米国

偽りの名画

アーロン・エルキンズ / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 美術館の学芸員が真贋を見抜く、絵画の世界を舞台にした美術ミステリのシリーズ第1作。
#美術と真贋の謎#専門知識を武器に#シリーズの幕開け
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

絵画の真贋をめぐる謎を軸にした、美術ミステリのシリーズ第1作です。

主人公は、ルネサンス美術を専門とする美術館学芸員クリス・ノーグレン。ナチスが接収した名画を集めた展覧会の準備のためベルリンへ赴いた彼は、展示作のなかに贋作が紛れていると指摘した上司が不審な死を遂げる事態に直面します。美術の専門家である彼は、絵画と人間の欲望が交錯する事件へと足を踏み入れていきます。

著者アーロン・エルキンズは、骨や美術品といった専門知識を手がかりに据えるミステリで知られる書き手です。1987年に発表された本作は、学芸員ノーグレンを主人公とするシリーズの出発点にあたり、証拠としての絵画を一枚ずつ読み解いていく知的な面白さが持ち味となっています。

(出典: 早川書房刊 / Goodreads「A Deceptive Clarity」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1987
邦訳刊行年
1998
ISBN-13
9784151751028
系譜
現代米国 / 名探偵もの · シリーズ探偵物