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REVIEW · 書評
N° 330 · 2026-07-02
カルカッタの殺人 表紙画像
現代英国

カルカッタの殺人

アビール・ムカジー / 早川書房(ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
" 1919年の英領インドを舞台に、英国人警部とインド人刑事が高官殺害の謎を追う。
#異国情緒の歴史ミステリ#帝国末期の空気#凸凹コンビの捜査
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

英国統治下のインドを舞台に、異国情緒と捜査劇を織り上げた歴史ミステリです。

1919年のカルカッタ。第一次大戦への従軍と妻の死を経て倦み疲れたウィンダム警部は、英国本国からインド帝国警察へと赴任してきます。右も左もわからぬ土地で頼りになるのは、理想に燃える優秀なインド人の新米刑事バネルジー。ほどなく英国人高官が惨殺された事件が持ち上がり、二人は捜査に乗り出していきます。

著者のアビール・ムカジーは、本作がデビュー長編。その出来栄えは英国推理作家協会(CWA)のヒストリカル・ダガー賞に結実し、以降書き継がれていくウィンダム&バネルジー・シリーズの第1作となりました。帝国末期の不穏な空気と、立場の異なる二人の捜査コンビの距離感が、謎解きと並んで読みどころになっています。

(出典: 早川書房公式 / 国立国会図書館サーチ / 著者公式サイト)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ポケット・ミステリ
原書刊行年
2017
邦訳刊行年
2019
ISBN-13
9784150019457
系譜
現代英国 / シリーズ探偵物
受賞歴: