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REVIEW · 書評
N° 312 · 2026-06-29
死の味 表紙画像
現代英国

死の味

P・D・ジェイムズ / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 教会で見つかった二つの遺体の謎にダルグリッシュが挑む、CWAシルバー・ダガー賞受賞作。
#英国警察の重厚#文学性の高い本格#凜とした探偵
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

詩人でもある警視アダム・ダルグリッシュを主役に据えた、P・D・ジェイムズの円熟期を代表する英国本格ミステリです。

物語は、ロンドンの古い教会の聖具室で、喉を切り裂かれた二つの遺体が発見されるところから動き出します。一人は身寄りのない浮浪者、もう一人は元国務大臣の准男爵。身分も境遇もまるで異なる二人が、なぜ同じ場所で命を落としたのか。ダルグリッシュがその謎に向き合います。

作者P・D・ジェイムズは、アガサ・クリスティーらに続く英国犯罪小説の文学的継承者としてしばしば語られる名手で、本作は1986年にCWAシルバー・ダガー賞を受賞しました。重厚な人物描写と緻密な構成で読ませる、シリーズ屈指の長編です。

(出典: 早川書房オンライン / 英語版Wikipedia「A Taste for Death」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1986
邦訳刊行年
1987
ISBN-13
9784150766184
系譜
現代英国 / 警察手続き · シリーズ探偵物
受賞歴: