Top Reviews 死の扉
REVIEW · 書評
N° 396 · 2026-07-02
死の扉 表紙画像
黄金期英国古典

死の扉

レオ・ブルース / 東京創元社(創元推理文庫)
" 深夜の小間物屋で起きた二重殺人。歴史教師の素人探偵が挑む第一作。
#黄金期の薫り#ユーモア#本格への愛
Amazon で読む
本ページのリンクは Amazon アソシエイト・プログラムにより収益を得ています
📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

英国の田舎町にある小間物屋で、深夜に二重殺人が起きるところから物語が動き出す本格ミステリです。

被害者は、まわりから嫌われていた店主。厄介な人物だっただけに、恨みを抱いていた者は数知れず、容疑者には事欠きません。そこへ乗り出すのが、町のパブリック・スクールで歴史を教える資産家キャロラス・ディーンです。生意気な教え子にけしかけられる格好で、彼は事件の調査に足を踏み入れていきます。

作者レオ・ブルースは、軍曹ビーフを探偵役とするシリーズなどで知られる黄金期英国の作家です。本作は、以後の長いシリーズを支えることになる歴史教師キャロラス・ディーンが初めて登場する記念すべき一作。探偵小説の約束事を知り尽くした書き手ならではの遊び心と、随所ににじむユーモアが持ち味で、謎解きそのものを愛する読者に向けた一冊といえます。

(出典: 東京創元社「死の扉」作品紹介 / 日本語版Wikipedia「レオ・ブルース」 / 書評サイト複数)

❦ ❦ ❦

書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1955
邦訳刊行年
2012
ISBN-13
9784488225025
系譜
黄金期英国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物