review notes
ミステリーとしての読みどころ
英国ヨークシャーを舞台に、対照的な二人の刑事が活躍するダルジール&パスコー・シリーズの一作です。
物語は、恰幅のよい辣腕のダルジール警視が、自宅の向かいの家で起きた人の死を目撃するところから動き出します。一方、知的で繊細なパスコー警部のもとには、自殺を予告する匿名の女性からの手紙が届きます。さらに地元では中世の神秘劇の上演準備が進んでおり、いくつもの糸が冒頭から並行して走ります。
作者レジナルド・ヒルは、粗野だが鋭いダルジールと、理知的なパスコーという凸凹コンビで英国警察小説を牽引した名手です。本作は1990年にCWAゴールド・ダガー賞を受賞し、シリーズの中でも特に高い評価を得ました。地方都市の人間模様を厚みのある筆致で描く、読み応えのある長編です。
(出典: 国立国会図書館サーチ / 英語版Wikipedia「Bones and Silence」)
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