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REVIEW · 書評
N° 338 · 2026-06-29
砂洲にひそむワニ 表紙画像
現代米国

砂洲にひそむワニ

エリザベス・ピーターズ / 原書房(ヴィンテージ・ミステリ)
" ヴィクトリア朝の女性が砂漠の遺跡で謎に挑む、エジプト考古ミステリのシリーズ第1作。
#ヴィクトリア朝とエジプト#女性主人公#シリーズの幕開け
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

ヴィクトリア朝のイギリス女性とエジプト考古学を掛け合わせた、シリーズ探偵ものの第1作です。

主人公は、父の莫大な遺産を相続した独身女性アメリア・ピーボディ。古代都市をめぐる旅に出た彼女は、立ち寄ったローマで行き倒れていた美貌の貴婦人イヴリンを救い、彼女を伴ってエジプトへの冒険旅行へ乗り出します。ところがカイロで一行を待ち受けていたのは、甦るミイラの呪いに地元の人々が怯える、不可解な出来事の連続でした。

著者エリザベス・ピーターズはエジプト学の学位を持つ書き手で、その専門知識が作品世界の細部に生きています。1975年に発表された本作は、自立した女性主人公アメリアを軸に長く愛されたシリーズの出発点であり、ヴィクトリア朝の雰囲気と異国の冒険譚を楽しめる一冊です。

(出典: 原書房刊 openBD書誌 / Wikipedia「エリザベス・ピーターズ」)

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書誌情報

出版社
原書房 / ヴィンテージ・ミステリ
原書刊行年
1975
邦訳刊行年
2011
ISBN-13
9784562046683
系譜
現代米国 / シリーズ探偵物