review notes
ミステリーとしての読みどころ
殺人予告の手紙が引き起こす連続事件を追う、スウェーデン発の警察小説。
物語は、休暇を目前にしたバルバロッティ警部補のもとに一通の手紙が届くところから動き出す。ある人物の命を奪うという予告状で、やがてその人物が本当に遺体で発見される。予告状は二通目、三通目と続き、さらに一冊の手記が捜査官のもとへ送りつけられてくる。
著者のネッセルは、ヴァン・ヴェーテレン警部シリーズで日本にも紹介されてきたスウェーデンの実力派で、本作はイタリア系の警部補バルバロッティを主人公とする別シリーズの第二作にあたる。現在進行形の捜査と、手記に綴られた過去とが少しずつ重なっていく複合構造をとり、スウェーデン推理作家アカデミー最優秀賞に輝いた一冊である。
(出典: 東京創元社公式・Webマガジン / 英語版Wikipedia「Håkan Nesser」 / Goodreads)
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