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REVIEW · 書評
N° 421 · 2026-07-02
金曜日ラビは寝坊した 表紙画像
黄金期米国古典

金曜日ラビは寝坊した

ハリイ・ケメルマン / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 教会脇で見つかった死体、容疑者は新任ラビ。エドガー賞処女長編賞。
#素人探偵#日常の謎#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

ユダヤ教のラビ、デーヴィッド・スモールが探偵役を務める、ハリイ・ケメルマンのシリーズ第1作にあたる本格ミステリです。

物語は、着任したばかりの若きラビ・スモールが、まだ町の人々の信頼を得られずにいるところから動き出します。そんな折、教会のほど近くで女性の絞殺死体が見つかり、あろうことかラビ自身に容疑の目が向けられます。読書家で理知的な主人公が、宗教的な思考のありようを手がかりに事件へ向き合っていきます。

本作は1965年のエドガー賞処女長編賞を受賞し、探偵役の造形は評論家アンソニー・バウチャーからも高く評価されました。ラビ・スモールものはその後も書き継がれ、シリーズとして親しまれています。ユダヤ社会の風習を織り込んだ、風変わりで温かみのある一冊です。

(出典: Wikipedia「ハリイ・ケメルマン」/ エドガー賞 処女長編賞 受賞作リスト)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1964
邦訳刊行年
1976
ISBN-13
9784150711016
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物
受賞歴: エドガー賞 処女長編賞 (1965)