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REVIEW · 書評
N° 367 · 2026-07-02
湿地 表紙画像
北欧

湿地

アーナルデュル・インドリダソン / 東京創元社(創元推理文庫)
" レイキャヴィクの地下室で見つかった老人の死。過去へ遡る捜査が読ませる北欧の傑作。
#アイスランドの寒々しさ#過去を掘り起こす捜査#北欧の情景
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

アイスランドの首都レイキャヴィクを舞台に、捜査官エーレンデュルが活躍するシリーズの一冊で、日本で紹介された最初の作品にあたる警察小説です。

物語は、街の薄暗い地下室で、ひとり暮らしの老人が撲殺された死体で見つかるところから始まります。現場には短い謎めいたメモが一枚残されていた。エーレンデュルは、被害者が抱えていた数十年前の過去を掘り起こしていくなかで、人口の少ない島国ならではの事情へと少しずつ分け入っていきます。

作者のアーナルデュル・インドリダソンは、この作品でスカンジナビアのミステリに贈られるガラスの鍵賞を受賞し、以後アイスランドを代表する作家として知られるようになりました。寒々しい風土と、過去を丹念に手繰る捜査の描写が、北欧ミステリの魅力を色濃く伝えます。

(出典: 東京創元社公式 / Wikipedia「Jar City」 / Goodreads)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
2000
邦訳刊行年
2012
ISBN-13
9784488266035
系譜
北欧 / 警察手続き · シリーズ探偵物
受賞歴: