review notes
ミステリーとしての読みどころ
アイスランドの首都レイキャヴィクを舞台に、捜査官エーレンデュルが活躍するシリーズの一冊で、日本で紹介された最初の作品にあたる警察小説です。
物語は、街の薄暗い地下室で、ひとり暮らしの老人が撲殺された死体で見つかるところから始まります。現場には短い謎めいたメモが一枚残されていた。エーレンデュルは、被害者が抱えていた数十年前の過去を掘り起こしていくなかで、人口の少ない島国ならではの事情へと少しずつ分け入っていきます。
作者のアーナルデュル・インドリダソンは、この作品でスカンジナビアのミステリに贈られるガラスの鍵賞を受賞し、以後アイスランドを代表する作家として知られるようになりました。寒々しい風土と、過去を丹念に手繰る捜査の描写が、北欧ミステリの魅力を色濃く伝えます。
(出典: 東京創元社公式 / Wikipedia「Jar City」 / Goodreads)
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