review notes
ミステリーとしての読みどころ
中世アイスランドの魔女裁判史という特殊な知識が謎解きの軸になる、北欧発のミステリ。
物語は、レイキャヴィクの大学で学んでいたドイツ人留学生が、変死体となって発見されるところから始まる。被害者が研究していたのは、中世に行われた魔女狩りとその処罰の歴史だった。逮捕された容疑者とは別に真相を知りたいと願う遺族から依頼を受け、女性弁護士ソウラが調査に乗り出していく。手がかりとなるのは、被害者が集めていた魔女裁判にまつわる知識と、一冊の奇怪な古書である。
著者はアイスランドの作家イルサ・シグルザルドッティルで、本作はその大人向けミステリのデビュー作にして、弁護士ソウラを主人公とするシリーズの第一作にあたる。歴史の暗部を掘り起こしていく過程が読みどころとなる一方、猟奇的で残虐な描写が含まれる点は好みが分かれます。
(出典: 集英社公式 / 英語版Wikipedia「Yrsa Sigurðardóttir」 / Goodreads)
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