review notes
ミステリーとしての読みどころ
オックスフォードを舞台にしたモース主任警部シリーズの第2作にあたる警察小説。今回モースが向き合うのは、二年前に起きた女子学生の失踪という未解決事件です。
物語は、オックスフォード近郊のキドリントンに住む女子学生ヴァレリー・テイラーが姿を消してから二年後、当時の捜査担当官が事故で世を去り、続いて彼女本人を名乗る手紙が両親のもとへ届くところから動き出します。冷え切った事件をモース主任警部が相棒のルイス部長刑事とともに引き継ぎます。
作者コリン・デクスターは古典学の教師を経て作家となった英国の書き手で、論理を一歩ずつ積み上げるパズラー色の濃い作風で知られます。本作はわずかな手がかりから過去を組み立てていく、シリーズの妙味がよく出た一冊です。
(出典: 早川書房オンライン / 英語版Wikipedia「Last Seen Wearing」)
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