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REVIEW · 書評
N° 308 · 2026-06-29
キドリントンから消えた娘 表紙画像
現代英国

キドリントンから消えた娘

コリン・デクスター / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 二年前に失踪した女子学生の手がかりを追う、モース主任警部シリーズ第2作の未解決事件もの。
#英国警察の重厚#オックスフォードの街角#パズラー寄りの警察小説#不器用な刑事
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

オックスフォードを舞台にしたモース主任警部シリーズの第2作にあたる警察小説。今回モースが向き合うのは、二年前に起きた女子学生の失踪という未解決事件です。

物語は、オックスフォード近郊のキドリントンに住む女子学生ヴァレリー・テイラーが姿を消してから二年後、当時の捜査担当官が事故で世を去り、続いて彼女本人を名乗る手紙が両親のもとへ届くところから動き出します。冷え切った事件をモース主任警部が相棒のルイス部長刑事とともに引き継ぎます。

作者コリン・デクスターは古典学の教師を経て作家となった英国の書き手で、論理を一歩ずつ積み上げるパズラー色の濃い作風で知られます。本作はわずかな手がかりから過去を組み立てていく、シリーズの妙味がよく出た一冊です。

(出典: 早川書房オンライン / 英語版Wikipedia「Last Seen Wearing」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1976
邦訳刊行年
1989
ISBN-13
9784150775520
系譜
現代英国 / 警察手続き · シリーズ探偵物