review notes
ミステリーとしての読みどころ
夫婦探偵トミー&タペンスが活躍する、軽妙な冒険ミステリです。
舞台は第二次世界大戦下の英国。情報部から、暗号名「N」と「M」で呼ばれるナチスの大物スパイを、海辺の下宿宿サンスーシに集う滞在客のなかから探り出せという密命を託されたトミーは、妻タペンスには何も告げずに任地へと発ちます。しかし、黙って見送るタペンスではありません。彼女もまた独自の一手を打ち、こうして夫婦はナチス・スパイ網のただ中へと飛び込んでいきます。
1941年に刊行された、トミー&タペンスものの一編です。名探偵の推理劇とは趣を変え、当意即妙の掛け合いとスパイ狩りのスリルが牽引する、テンポのよい冒険譚として親しまれています。
(出典: 早川書房クリスティー文庫 / Wikipedia「N or M?」・「Tommy and Tuppence」)
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