review notes
ミステリーとしての読みどころ
看護師養成施設を舞台にした、詩人でもある警視アダム・ダルグリッシュが活躍する英国本格ミステリです。
物語は、看護師養成施設ナイチンゲール館で、授業の実演の最中に一人の看護学生が急変して命を落とすところから動き出します。閉ざされた施設の中に張りめぐらされた人間関係を、ダルグリッシュが一つずつ解きほぐしていきます。
作者P・D・ジェイムズは、アガサ・クリスティーらに続く英国犯罪小説の文学的継承者としてしばしば語られる名手で、本作は1971年の原書刊行時にCWAシルバー・ダガー賞を受賞しました。限られた登場人物と濃密な舞台の中で、人物の陰影を丁寧に描き込むジェイムズの持ち味がよく出た、ダルグリッシュもの初期の代表作です。
(出典: 国立国会図書館サーチ / 英語版Wikipedia「Shroud for a Nightingale」)
❦ ❦ ❦