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REVIEW · 書評
N° 313 · 2026-06-29
ナイチンゲールの屍衣 表紙画像
現代英国

ナイチンゲールの屍衣

P・D・ジェイムズ / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 看護師養成施設で起きた死をダルグリッシュが追う、CWAシルバー・ダガー賞受賞の一作。
#英国警察の重厚#文学性の高い本格#凜とした探偵
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

看護師養成施設を舞台にした、詩人でもある警視アダム・ダルグリッシュが活躍する英国本格ミステリです。

物語は、看護師養成施設ナイチンゲール館で、授業の実演の最中に一人の看護学生が急変して命を落とすところから動き出します。閉ざされた施設の中に張りめぐらされた人間関係を、ダルグリッシュが一つずつ解きほぐしていきます。

作者P・D・ジェイムズは、アガサ・クリスティーらに続く英国犯罪小説の文学的継承者としてしばしば語られる名手で、本作は1971年の原書刊行時にCWAシルバー・ダガー賞を受賞しました。限られた登場人物と濃密な舞台の中で、人物の陰影を丁寧に描き込むジェイムズの持ち味がよく出た、ダルグリッシュもの初期の代表作です。

(出典: 国立国会図書館サーチ / 英語版Wikipedia「Shroud for a Nightingale」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1971
邦訳刊行年
1975
ISBN-13
9784150766054
系譜
現代英国 / 警察手続き · シリーズ探偵物
受賞歴: