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REVIEW · 書評
N° 267 · 2026-06-29
二つの密室 表紙画像
黄金期英国古典

二つの密室

F・W・クロフツ / 東京創元社(創元推理文庫)
" フレンチ警部が二つの不可能犯罪に挑む、クロフツ流の密室もの。機械と心理の両トリック。
#黄金期の薫り#警察捜査#密室
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

黄金期英国のフレンチ警部による密室ものです。

英国の田舎屋敷フレイル荘に家政婦として雇われた若いアン・デイ。物語の前半は彼女の目を通して、屋敷の主人夫妻や風変わりな家庭教師、近隣の人々が織りなす不穏な空気が描かれます。やがて事件が起き、地元警察の求めに応じてロンドンからフレンチ警部が捜査に乗り出します。

著者F・W・クロフツはアリバイ崩しの名手として知られますが、本作ではフレンチが二つの不可能犯罪に挑みます。機械的なトリックと心理的なトリックを組み合わせた構成が特色で、原書は解答部分のページを封緘して刊行された趣向でも知られる、シリーズ屈指の密室作品です。

(出典: 英語版 Wikipedia「Sudden Death (novel)」、東京創元社/Amazon 商品ページ)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1932
邦訳刊行年
1961
ISBN-13
9784488106102
系譜
黄金期英国古典 / 警察手続き · シリーズ探偵物