review notes
ミステリーとしての読みどころ
傷だらけの私立探偵が、一見決着のついた事件の裏を地道に掘り起こしていく現代英国ミステリです。
ロンドンの高級住宅街で、スーパーモデルのルーラ・ランドリーがバルコニーから転落死します。警察は自殺と結論づけますが、納得しない養兄ジョン・ブリストウが、私立探偵コーモラン・ストライクに真相の調査を依頼します。ストライクはアフガニスタン紛争で片足を失い、借金を抱え私生活も行き詰まった満身創痍の探偵です。
聞き込みと証言を積み重ねて事件の像を組み立てる、私立探偵小説の王道を踏まえた一作で、フェアな犯人当てが芯に据えられています。著者ロバート・ガルブレイスは、『ハリー・ポッター』で知られるJ・K・ローリングの別名義。本作はコーモラン・ストライク・シリーズ第1作で、2013年のロサンゼルス・タイムズ図書賞(ミステリー/スリラー部門)を受けています。講談社から上下巻(池田真紀子訳)で刊行。
(出典: 講談社公式 / Wikipedia「カッコウの呼び声」 / Amazon.co.jp 書誌)
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