review notes
ミステリーとしての読みどころ
病に伏した元警察高官が、記憶と人脈だけを頼りに古い事件へ挑む、スウェーデン発の警察小説。
物語は、国家犯罪捜査局の元凄腕長官ヨハンソンが脳梗塞で倒れるところから始まる。命はとりとめたが体には麻痺が残る。療養中の彼に主治医が持ち込んだのは、二十五年前に少女が殺された未解決事件の話だった。事件はすでに時効を迎えている。それでもヨハンソンは、かつての相棒だった元刑事らを動かし、真相を確かめようとする。
著者のペーションは犯罪学者としても知られるスウェーデンミステリの重鎮で、本作は病床からの捜査という趣向をとった安楽椅子探偵ものの色合いをもつ。ガラスの鍵賞を受賞している。
(出典: 東京創元社(honto書誌) / 英語版Wikipedia「Leif G. W. Persson」 / Penguin Random House)
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