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REVIEW · 書評
N° 264 · 2026-06-29
ホッグズ・バックの怪事件 表紙画像
黄金期英国古典

ホッグズ・バックの怪事件

F・W・クロフツ / 東京創元社(創元推理文庫)
" 連続失踪の謎を、フレンチ警部が手がかりを頁番号付きで列挙して解く徹底フェアの逸品。
#黄金期の薫り#警察捜査
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

黄金期英国のフェアプレイを突き詰めたフレンチ警部ものです。

引退した医師ジェームズ・アールが、自宅の居間で過ごしていたわずか数分のうちに忽然と姿を消します。失踪の数日前、彼はロンドンで見知らぬ婦人とともにいるところを目撃されていました。やがてアールの周辺から次々と失踪者が出始め、地元警察の手に余ったところで、スコットランドヤードのフレンチ警部が捜査に乗り出します。

著者F・W・クロフツの本作はフレンチ警部シリーズ第十作にあたり、終章でフレンチが手がかりを頁番号付きで列挙して推理を披露する徹底ぶりで知られます。読者への公正さを追求した、警察捜査小説の早い実例とされる一編です。

(出典: 英語版 Wikipedia「The Hog's Back Mystery」、東京創元社/Amazon 商品ページ)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1933
邦訳刊行年
1979
ISBN-13
9784488106263
系譜
黄金期英国古典 / 警察手続き · シリーズ探偵物