review notes
ミステリーとしての読みどころ
名探偵エラリー・クイーンが密室の謎に挑む、黄金期米国の本格ミステリ。
物語は、エラリーと父リチャード・クイーン警視が、ある朝突然何者かに連れ去られるところから始まります。運ばれた先は、兵器製造企業が支配する孤島ベンディゴ島。そこを王のように統べる「キング」ベンディゴのもとに脅迫状が届いており、その送り主を突き止めてほしいと依頼されます。企業とその一族に不審を抱きながら調査を進める二人の眼前で、やがて密室殺人が起きます。
本作は、密室を正面に据えたクイーンとしては異色の一作です。表向きは政治的な題材を扱いつつ、閉ざされた島という舞台で論理と対峙します。大庭忠男訳がハヤカワ・ミステリ文庫で刊行され、現在は電子版(ハヤカワebook)で読めます。
(出典: Wikipedia「The King Is Dead (novel)」/「エラリー・クイーン」 / 早川書房オンライン)
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