review notes
ミステリーとしての読みどころ
スウェーデンの警察官マルティン・ベックが活躍するシリーズの第4作にあたる、警察小説の代表作です。
物語は、雨の降るストックホルムの夜、走行中の市バスの車内で乗客が銃撃され、多数の犠牲者が出るところから動き出します。惨劇の現場で見つかった遺体の中には、なぜか非番だったはずの若い刑事の姿があった。彼はいったい何を追い、そのバスに乗り合わせていたのか。マルティン・ベックと捜査班は、被害者ひとりひとりの身元と過去を丹念に洗い直していきます。
作者のマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーが1968年に発表した本作は、シリーズの中でも高い評価を受け、英訳版はMWA(アメリカ探偵作家クラブ)のエドガー賞・最優秀長編賞に輝きました。地味に見える捜査の積み重ねから浮かび上がる社会の姿は、後の警察小説や北欧ミステリの原型とされています。
(出典: KADOKAWA公式 / Wikipedia「The Laughing Policeman (novel)」 / Goodreads)
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