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REVIEW · 書評
N° 366 · 2026-07-01
笑う警官 表紙画像
北欧

笑う警官

" 市バス車内での大量殺人。犠牲者の中になぜか同僚刑事が。シリーズ屈指の一作。
#警察小説の金字塔#捜査の積み重ね#北欧の情景
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

スウェーデンの警察官マルティン・ベックが活躍するシリーズの第4作にあたる、警察小説の代表作です。

物語は、雨の降るストックホルムの夜、走行中の市バスの車内で乗客が銃撃され、多数の犠牲者が出るところから動き出します。惨劇の現場で見つかった遺体の中には、なぜか非番だったはずの若い刑事の姿があった。彼はいったい何を追い、そのバスに乗り合わせていたのか。マルティン・ベックと捜査班は、被害者ひとりひとりの身元と過去を丹念に洗い直していきます。

作者のマイ・シューヴァルとペール・ヴァールーが1968年に発表した本作は、シリーズの中でも高い評価を受け、英訳版はMWA(アメリカ探偵作家クラブ)のエドガー賞・最優秀長編賞に輝きました。地味に見える捜査の積み重ねから浮かび上がる社会の姿は、後の警察小説や北欧ミステリの原型とされています。

(出典: KADOKAWA公式 / Wikipedia「The Laughing Policeman (novel)」 / Goodreads)

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書誌情報

出版社
KADOKAWA / 角川文庫
原書刊行年
1968
邦訳刊行年
2013
ISBN-13
9784041010174
系譜
北欧 / 警察手続き · シリーズ探偵物
受賞歴: