review notes
ミステリーとしての読みどころ
出版界を舞台にした、軽妙な語り口のシリーズ第1作です。
主人公スチュワート・ホーグは、かつて鮮烈なデビューを飾りながら、二作目で批評家にこきおろされて作家としての勢いを失い、いまは有名人の自伝のゴーストライターで生計を立てています。そんな彼が次に手を組むことになったのは、「次のフィッツジェラルド」ともてはやされながら、華やかな生活の中で二作目の筆がまったく進まなくなった若き才能でした。
著者のデイヴィッド・ハンドラーが手がけたホーグものの第1作にあたり、本書はアメリカ探偵作家クラブのエドガー賞・最優秀ペーパーバック賞を受賞しています。文学界の内幕と都会的なユーモアを織り込んだ筆致が持ち味で、肩の力を抜いて読める一作です。
(出典: 講談社BOOK倶楽部 公式書誌 / Wikipedia「デイヴィッド・ハンドラー」 / Publishers Weekly)
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