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REVIEW · 書評
N° 344 · 2026-06-29
フィッツジェラルドをめざした男 表紙画像
現代米国

フィッツジェラルドをめざした男

デイヴィッド・ハンドラー / 講談社(講談社文庫)
" 落ちぶれた作家がゴーストライターに。エドガー賞を射止めたシリーズ第1作。
#軽妙#都会の洒脱さ#読みやすい
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

出版界を舞台にした、軽妙な語り口のシリーズ第1作です。

主人公スチュワート・ホーグは、かつて鮮烈なデビューを飾りながら、二作目で批評家にこきおろされて作家としての勢いを失い、いまは有名人の自伝のゴーストライターで生計を立てています。そんな彼が次に手を組むことになったのは、「次のフィッツジェラルド」ともてはやされながら、華やかな生活の中で二作目の筆がまったく進まなくなった若き才能でした。

著者のデイヴィッド・ハンドラーが手がけたホーグものの第1作にあたり、本書はアメリカ探偵作家クラブのエドガー賞・最優秀ペーパーバック賞を受賞しています。文学界の内幕と都会的なユーモアを織り込んだ筆致が持ち味で、肩の力を抜いて読める一作です。

(出典: 講談社BOOK倶楽部 公式書誌 / Wikipedia「デイヴィッド・ハンドラー」 / Publishers Weekly)

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書誌情報

出版社
講談社 / 講談社文庫
原書刊行年
1991
邦訳刊行年
1994
ISBN-13
9784061850798
系譜
現代米国 / シリーズ探偵物