review notes
ミステリーとしての読みどころ
黄金期英国の本格探偵小説です。
夕食後に姿を消した資産家サー・ウィリアム・ポンスンが、翌日、邸宅近くの河で遺体となって発見されます。当初は事故と見なされますが、河辺に残された足跡などから次第に疑問が生じ、スコットランドヤードのタナー警部が捜査に乗り出します。容疑が向けられた人物たちは、いずれも崩しがたいアリバイを持っていました。
本作はF・W・クロフツの第二長編で、後のフレンチ警部が登場する前の一編にあたります。捜査役のタナー警部は、執念深く緻密にアリバイを検証していくその後のフレンチに通じる人物で、本作には早くもクロフツらしい堅実な作風が表れています。
(出典: 英語版 Goodreads / 書誌解説、東京創元社/Amazon 商品ページ)
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