review notes
ミステリーとしての読みどころ
本と出版の世界そのものを舞台にした、遊び心あふれる現代英国ミステリです。
海辺の町ショアハムで、本好きの老婦人ペギー・スミスが自室の窓辺の椅子に座ったまま亡くなっているのが見つかります。高齢の自然死に見えたものの、彼女を介護していたナタルカは、ペギーが「殺人コンサルタント」を名乗り、多くの推理作家の執筆に手を貸していたことを知り、不審を募らせます。やがて刑事ハービンダー・カーも事態を重く見て捜査に乗り出します。
著者エリー・グリフィスは、MWA賞最優秀長編賞に輝いた『見知らぬ人』で知られる英国の人気作家。本作はその刑事ハービンダー・カーが再登場するシリーズ第2作で、事件そのものは独立して読めます。本と出版というテーマを謎解きに織り込んだ趣向が楽しめる一冊です。創元推理文庫(上條ひろみ訳)。
(出典: 東京創元社公式 / 著者公式サイト / Wikipedia)
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