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REVIEW · 書評
N° 414 · 2026-07-02
赤い箱 表紙画像
黄金期米国古典

赤い箱

レックス・スタウト / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 高級衣装店で毒殺されたモデル。「赤い箱」を鍵に挑む初期ウルフ。
#安楽椅子の巨漢探偵#凸凹コンビ#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

巨漢の名探偵ネロ・ウルフと助手アーチー・グッドウィンが活躍する、レックス・スタウトのシリーズ初期の一作にあたる本格ミステリです。

物語は、ニューヨークの高級衣装店で、ファッション・モデルがチョコレートを口にした直後に毒死するところから動き出します。事件に巻き込まれたウルフの前で、やがて次の惨事が起こり、被害者が言い残した「赤い箱」という短い言葉が、事件をほどく糸口として浮かび上がります。

蘭を育てながら自宅を離れないウルフと、その手足となって街を駆け回るアーチーの掛け合いは、1934年から40年以上続いたシリーズの核となりました。本作はその手法が固まりつつある頃の作品で、毒殺という古典的な題材を端正に組み立てています。

(出典: 東京創元社系書誌ほか / 紀伊國屋書店 電子版書誌「赤い箱」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1937
邦訳刊行年
1962
ISBN-13
9784150719043
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物