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REVIEW · 書評
N° 415 · 2026-07-02
ラバー・バンド 表紙画像
黄金期米国古典

ラバー・バンド

レックス・スタウト / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 数十年前の約束をたどる依頼。安楽椅子の巨漢名探偵が挑む初期ウルフ。
#安楽椅子の巨漢探偵#凸凹コンビ#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

巨漢の名探偵ネロ・ウルフと助手アーチー・グッドウィンが活躍する、レックス・スタウトのシリーズ第3作にあたる本格ミステリです。

物語は、ある会社の盗難事件をめぐる調査依頼に続いて、女性事務員がウルフのもとへ風変わりな頼みごとを持ち込むところから動き出します。かつて彼女の父がイギリス貴族を助けた際に交わされた、数十年前の謝礼の約束を取り立ててほしいという依頼で、この二つの筋が思いがけず結びついていきます。

蘭を愛でながら自宅を動かないウルフと、街を駆け回るアーチーの対照が生む語り口は、1934年から40年以上続いたシリーズの魅力です。本作はその初期に位置し、古い約束を軸に据えた構成が特徴となっています。

(出典: BOOK☆WALKER 電子版書誌「ラバー・バンド」/ 紀伊國屋書店 電子版書誌)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1936
邦訳刊行年
1962
ISBN-13
9784150719067
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物