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REVIEW · 書評
N° 329 · 2026-07-02
女彫刻家 表紙画像
現代英国

女彫刻家

ミネット・ウォルターズ / 東京創元社(創元推理文庫)
" 殺人犯とされた女を取材するうち、その有罪が揺らいでいく心理サスペンス。
#心をえぐる人物造形#真相がじわじわ滲む#一気読みの緊張感
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

人間の心の暗がりにじわじわと分け入っていく、英国生まれの心理サスペンスです。

母と妹を殺害した罪で服役する女性受刑者オリーヴ・マーティン。その彼女を題材に一冊の本を書くよう版元から命じられたライターのロザリンドが、面会と取材を重ねていくところから物語は動き出します。やがて、有罪が確定したはずのその事件に、ロザリンドは小さな疑問を抱きはじめます。

著者のミネット・ウォルターズは、デビュー以来の数作で立て続けに英米の主要ミステリ賞を受賞して注目を集めた作家です。本作はその第2長編にあたり、米エドガー賞の最優秀長編賞を受賞、日本でも「このミステリーがすごい!」海外編で第1位に選ばれました。読み手をじりじりと不安にさせる人物描写と構成で、英国心理サスペンスを語るうえで欠かせない一冊となっています。

(出典: 東京創元社公式 / Wikipedia「ミネット・ウォルターズ」)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1993
邦訳刊行年
1995
ISBN-13
9784488187149
系譜
現代英国
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