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REVIEW · 書評
N° 265 · 2026-06-29
英仏海峡の謎 表紙画像
黄金期英国古典

英仏海峡の謎

F・W・クロフツ / 東京創元社(創元推理文庫)
" 海辺で見つかった木箱の中の身元不明死体。フレンチ警部が地道に正体を手繰る一作。
#黄金期の薫り#警察捜査
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

黄金期英国のフレンチ警部ものの一編です。

南ウェールズの海辺で、釣りに来ていた父子が漂着した木箱を引き上げます。中から現れたのは、顔をつぶされ身元の手がかりを消された一体の死体でした。ほとんど手がかりのないこの謎に、スコットランドヤードのフレンチ警部が乗り出します。

著者F・W・クロフツの本作はフレンチ警部シリーズ第四作にあたり、潮汐表や鉄道時刻表を頼りに、地道な足取りの追跡から真相へ近づいていく手法は、処女作『樽』にも通じるものです。アリバイ崩しを得意とするクロフツらしい、堅実な警察捜査小説となっています。

(出典: 英語版 Wikipedia「The Sea Mystery」、Project Gutenberg 書誌)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1928
邦訳刊行年
1960
ISBN-13
9784488106096
系譜
黄金期英国古典 / 警察手続き · シリーズ探偵物