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REVIEW · 書評
N° 332 · 2026-06-29
ウィンダム図書館の奇妙な事件 表紙画像
現代英国

ウィンダム図書館の奇妙な事件

ジル・ペイトン・ウォルシュ / 東京創元社(創元推理文庫)
" ケンブリッジの古図書館で起きた不審死。学寮ナースが謎に挑む英国本格。
#英国の学園の空気#静かな本格推理#知的な謎解き
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

ケンブリッジの古い学寮を舞台にした、英国情緒たっぷりの本格ミステリです。

1992年、ケンブリッジ大学でもっとも貧しい学寮セント・アガサ・カレッジ。風変わりな規約で知られるウィンダム図書館で、一人の学生がテーブルの角に頭を打ったような姿で死んでいるのが見つかります。事故なのか、それとも事件なのか。学生たちが口を閉ざすなか、調査に乗り出すのが、学寮付きの保健師イモージェン・クワイです。

著者のジル・ペイトン・ウォルシュは、巨匠ドロシー・L・セイヤーズのピーター・ウィムジイ卿シリーズを書き継ぐことを託された実力派で、2020年に亡くなりました。本作はそんな作家が手がけたイモージェン・クワイ・シリーズの第1作。大学という閉じた世界の空気と、落ち着いた筆致の謎解きを楽しめる一冊です。

(出典: 東京創元社公式 / 版元ドットコム / 紀伊國屋書店)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1993
邦訳刊行年
2014
ISBN-13
9784488200084
系譜
現代英国 / 名探偵もの · シリーズ探偵物