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REVIEW · 書評
N° 389 · 2026-07-02
最上階の殺人 表紙画像
黄金期英国古典

最上階の殺人

アントニイ・バークリー / 東京創元社(創元推理文庫)
" 強盗殺人と見えた事件に素人探偵が挑む、バークリー会心の一作の新訳。
#黄金期の薫り#皮肉とユーモア#名探偵に身を任せる
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

『毒入りチョコレート事件』などで本格ミステリの枠組みそのものを揺さぶってみせたアントニイ・バークリーの、素人探偵ロジャー・シェリンガムもの。

物語は、四階建てアパートの最上階で女性の絞殺死体が発見されるところから動き出す。警察が物盗りの犯行と片づけようとするなか、捜査に同行した小説家シェリンガムだけは、これは住人の誰かによる周到に計画された殺人だと睨む。被害者の姪を秘書に雇い入れ、独自の調べを進めていく。

黄金期英国本格の皮肉とユーモアを利かせた作風で、ファンから根強い支持を集める一作。2024年に藤村裕美の新訳で創元推理文庫に加わり、あらためて手に取りやすくなった。

(出典: 東京創元社 書誌ページ / Web東京創元社マガジン)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1931
邦訳刊行年
2024
ISBN-13
9784488123093
系譜
黄金期英国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物