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REVIEW · 書評
N° 153 · 2026-05-10
葬儀を終えて 表紙画像
黄金期英国古典 ★ イチオシ

葬儀を終えて

アガサ・クリスティー / 早川書房(クリスティー文庫)
" 葬儀の席での「殺されたんでしょう?」という何気ない一言から始まる、後期ポアロの構造傑作
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる#とにかく騙されたい
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📝 管理人イチオシ書評 管理人実読・本サイト基準でイチオシ判定 ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
curator's read

本格ミステリとしての読みどころ

富豪リチャード・アバネシーの葬儀の席で、妹コーラがふと漏らす「だってあの人、殺されたんでしょう?」——その言葉の翌日、コーラ自身が斧で惨殺される。家族会議で発された一言の意味と、人物の同定をめぐる構造的トリックが冴える後期ポアロの傑作。クリスティの中期から後期への移行期にある最も洗練された一作の一つ。

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書誌情報

出版社
早川書房 / クリスティー文庫
原書刊行年
1953
邦訳刊行年
2004
系譜
黄金期英国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物