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REVIEW · 書評
N° 419 · 2026-07-02
女郎蜘蛛 表紙画像
黄金期米国古典

女郎蜘蛛

パトリック・クェンティン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 留守宅で見つかった娘の遺体。汚名を晴らそうとする男のサスペンス。
#巻き込まれ型#不穏な空気#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

演劇プロデューサーのピーター・ダルースと妻アイリスが登場する、パトリック・クェンティンのダルース夫妻シリーズにあたるサスペンスです。

物語は、妻が母親の静養に付き添って家を空けているあいだ、ピーターが作家志望の若い娘と知り合い、日中は無人になる自宅を執筆場所として貸すところから動き出します。ところが妻を空港へ迎えて帰宅すると、寝室にその娘の遺体があり、身に覚えのない嫌疑がピーターへと向けられていきます。

パトリック・クェンティンは複数の作家による合作のペンネームで、本作はダルース夫妻ものの最終作にあたります。追い詰められた主人公が自らの汚名をそそごうともがく展開が読みどころで、緊張感のあるサスペンスとして仕上がっています。

(出典: 東京創元社「女郎蜘蛛」書誌 / Wikipedia「パトリック・クェンティン」)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1952
邦訳刊行年
2019
ISBN-13
9784488147099
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物