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REVIEW · 書評
N° 305 · 2026-06-29
いい加減な遺骸 表紙画像
黄金期米国古典

いい加減な遺骸

C・デイリー・キング / 論創社(論創海外ミステリ)
" 孤島の音楽会で続発する中毒死に挑む、ロード警部物
#黄金期の薫り#クローズドサークル#雰囲気
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

黄金期アメリカの本格ミステリ。技巧派の書き手C・デイリー・キングが、マイケル・ロード警部を探偵役に据えたシリーズの一編。

舞台は外界から隔てられた孤島の邸宅。そこで催された音楽会の招待客が、一人また一人と謎の中毒死を遂げていく。閉ざされた場所で続発する不可解な死に、居合わせたロード警部が推理を働かせる。

C・デイリー・キングは、多重解決や凝った仕掛けで知られる作家。本作でも、逃げ場のない孤島という舞台立てと、立て続けに起こる中毒死が、緊迫した謎解きの場を作り上げる。長らく邦訳のなかった作品が本邦初訳で紹介された、黄金期の隠れた一編。

(出典: 論創社 書誌ページ / 紀伊國屋書店 書誌情報 ほか)

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書誌情報

出版社
論創社 / 論創海外ミステリ
原書刊行年
1937
邦訳刊行年
2012
ISBN-13
9784846013967
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの