review notes
ミステリーとしての読みどころ
名探偵エラリー・クイーンが探偵役を務める、純粋ロジックの本格ミステリです。
出版業者で切手収集家でもある人物のもとを、身元のわからない客が訪ねてきます。秘書に控えの間で待つよう案内された客は、まもなく死体となって発見されます。しかも、その部屋では家具も絵も、さらには被害者の衣服までもがことごとく逆さま・反対向きにされていた——なぜすべてが反転していたのか、という奇妙な謎が立ち上がります。
本作は1934年刊、タイトルに国名を冠した「国名シリーズ」の第8作にあたります。大胆な奇想と緻密な論理を両立させた一作として知られ、結末前には恒例の「読者への挑戦」が置かれます。角川文庫では『チャイナ蜜柑の秘密』の題で新訳も刊行されています。
(出典: English Wikipedia "The Chinese Orange Mystery" / Goodreads 書誌)
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