review notes
ミステリーとしての読みどころ
古代エジプトを舞台にした、歴史ミステリの先駆けとされるクリスティーの異色作です。
舞台はナイル河畔の都テーベ。神官の家に戻ってきた娘レニセンブの目を通して、一族の暮らしが描かれます。やがてこの家のなかで不審な死が相次ぎ、平穏だったはずの日々に疑いと恐れが広がっていきます。
クリスティーの全長編のなかで唯一20世紀を舞台にせず、ヨーロッパ人が一人も登場しない作品。歴史小説とフーダニットを長編で本格的に結びつけた先駆けとされ、のちの「歴史ミステリ」というジャンルにつながりました。考古学者の夫マックス・マローワンとともに過ごした中東での日々が背景にあります。
(出典: Wikipedia「Death Comes as the End」 / Amazon.co.jp クリスティー文庫)
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