review notes
ミステリーとしての読みどころ
名探偵エラリー・クイーンが探偵役を務める、純粋ロジックの本格ミステリです。
物語はクリスマスの朝、ウエストヴァージニアの片田舎で幕を開けます。T字路に立つT字形の道標に、首を切られた遺体が「T」の字をかたどるように掲げられているのが発見されます。エラリーはこの「T」という形が何を意味するのかに注目し、捜査に乗り出します。
本作は1932年刊、タイトルに国名を冠した「国名シリーズ」の第5作にあたります。強烈な見立ての構図と緻密な論理が両立した一作で、シリーズでも一、二を争う人気作として知られます。結末前には恒例の「読者への挑戦」が置かれ、提示済みの手がかりだけで真相に迫れるフェアな構成になっています。
(出典: Wikipedia「エジプト十字架の謎」 / English Wikipedia "The Egyptian Cross Mystery")
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