review notes
ミステリーとしての読みどころ
黄金期英国を代表する、名探偵ピーター・ウィムジイ卿シリーズの一編です。
舞台は、画家や釣り人が集まるスコットランドのギャロウェイ地方。ある風景画家が、川辺で死体となって発見されます。そばには彼の画架と描きかけの絵が残されていました。事件に不審を覚えたウィムジイ卿は、現地の画家たちへと目を向けていきます。
作者ドロシー・L・セイヤーズは、英国ミステリ黄金期を支えた巨匠の一人。本作は1931年に発表されたシリーズ第6作で、米国では『Suspicious Characters』の題で刊行されました。セイヤーズが何度も避暑に訪れた土地を舞台に、登場する地名や鉄道・バスの時刻表まで実在のものを用いた、緻密な作りで知られる一冊です。
(出典: 東京創元社 公式書誌 / English Wikipedia "The Five Red Herrings")
❦ ❦ ❦