review notes
ミステリーとしての読みどころ
小さな体に丸い顔の、目立たぬカトリック司祭が探偵役を務める連作短編ミステリです。
ブラウン神父は職業柄、神の起こす奇跡は信じても、人間が起こしたとされる「奇跡」はたやすく信じません。怪異めいた出来事や超自然を装った謎が持ち込まれるたび、その裏にある人間のからくりを静かに見抜いていきます。本書は「犬のお告げ」「ムーン・クレサントの奇跡」をはじめ八編を収録しています。
著者G・K・チェスタトンはイギリスの作家・批評家で、ブラウン神父ものは『童心』『知恵』に続く本書が第三短編集にあたります。逆説とウィットに満ちた語り口は、黄金期ミステリの源流のひとつとして読み継がれてきました。
(出典: 東京創元社 / Goodreads)
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