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REVIEW · 書評
N° 357 · 2026-07-01
新車のなかの女 表紙画像
現代フランス

新車のなかの女

セバスチャン・ジャプリゾ / 東京創元社(創元推理文庫)
" なぜ初めての土地で皆が彼女を知っているのか。技巧派ジャプリゾのサスペンス。
#技巧派サスペンス#どんでん返し#読者を欺く構成
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

読者を巧みに欺く構成で知られる、フランス技巧派サスペンスの一作です。

作者のセバスチャン・ジャプリゾは、1931年フランスのマルセイユに生まれたミステリ作家。『シンデレラの罠』でフランス推理小説大賞を受賞した技巧派として知られ、本作『新車のなかの女』は1966年に発表されました。

物語は、雇い主の新車を空港から送り届けるよう頼まれた女性が、ふと思い立って南仏へと車を走らせるところから動き出します。ところが、初めて訪れたはずの土地で、なぜか誰もが彼女を知っている——その不可解な状況に、彼女は次第に巻き込まれていきます。読み手を巧みに導いていく仕掛けの妙が持ち味で、フランス・ミステリの技巧を味わいたい方に向く一冊です。創元推理文庫には平岡敦による新訳版が収められています。

(出典: 東京創元社公式 書誌 / 紀伊國屋書店 書誌 / 書評各種)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1966
邦訳刊行年
2015
ISBN-13
9784488142070
系譜
現代フランス