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REVIEW · 書評
N° 148 · 2026-05-10
愛国殺人 表紙画像
黄金期英国古典 ★ イチオシ

愛国殺人

アガサ・クリスティー / 早川書房(クリスティー文庫)
" 歯医者の自殺から始まる連続事件。マザーグースの童謡を章立てに用いた構成本格
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる#とにかく騙されたい
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📝 管理人イチオシ書評 管理人実読・本サイト基準でイチオシ判定 ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
curator's read

本格ミステリとしての読みどころ

ポアロが治療に通っていた歯科医モーリーが、診療室で銃殺されているのが発見される。当初は自殺と見なされた事件は、やがて国際政治がらみの陰謀と結びついていく。マザーグースの童謡を章立てに用いる構成本格。クリスティが第二次大戦下に書いた一作で、社会情勢を背景に取り込みつつ本格ミステリの構造を維持した手腕が光る。

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書誌情報

出版社
早川書房 / クリスティー文庫
原書刊行年
1940
邦訳刊行年
2004
系譜
黄金期英国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物