review notes
ミステリーとしての読みどころ
雪とクリスマスに彩られた村を舞台にした、詩情ゆたかなフランス本格ミステリです。
物語の舞台は、玩具づくりで知られる小さな村。クリスマスイヴの夜、サンタクロースに扮した男が命を落とします。折しも村には、自らを「サンタクロース侯爵」と名のる謎めいた人物が姿を現していました。事件の糸をたぐるのは、弁護士でありながら探偵として腕をふるうプロスペール・ルピックです。
作者ピエール・ヴェリーは、探偵小説に詩と幻想の色彩を持ち込もうとした作家で、本作は1934年に発表されました。童話のような無垢さと、雪景色のなかに漂う不穏さが同居する作風で、クリスマスを題材にしたミステリの佳品として親しまれています。クリスチャン=ジャック監督により映画化もされました。
(出典: 晶文社公式 / Wikipedia)
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