review notes
ミステリーとしての読みどころ
カトリックの司祭ブラウン神父が探偵役を務める連作短編ミステリです。
小柄で目立たぬ神父が、人々の持ち込む事件を独特の人間洞察で解き明かしていく――そのスタイルは本書でも変わりません。表題作「ブラウン神父の醜聞」をはじめ、「速いやつ」「ヴァンパイア・オヴ・ザ・ヴィレッジ」など複数の短編を収めています。
著者G・K・チェスタトンはイギリスの作家・批評家。ブラウン神父ものは本書が第五短編集にあたり、シリーズ最終巻となります。1935年の刊行で、チェスタトンは翌1936年に没しました。『童心』に始まった神父探偵ものの掉尾を飾る、晩年の到達点といえる一冊です。
(出典: gutenberg.net.au / Goodreads)
❦ ❦ ❦