Top Reviews シャム双子の謎
REVIEW · 書評
N° 233 · 2026-06-26
シャム双子の謎 表紙画像
黄金期米国古典

シャム双子の謎

エラリー・クイーン / KADOKAWA(角川文庫)
" 山火事で孤立した山荘を舞台に論理を貫く、緊迫の国名シリーズ
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる
Kindle で読む
本ページのリンクは Amazon アソシエイト・プログラムにより収益を得ています
📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

名探偵エラリー・クイーンが探偵役を務める、純粋ロジックの本格ミステリです。

自動車で旅をしていたクイーン警視と息子のエラリーは、山中で山火事に巻き込まれます。逃げ場を求めてたどり着いたのは、外科医とその一家が暮らす山頂の山荘。やがて炎が退路を断ち、一行は外界から切り離されてしまいます。そんな孤立した状況のなかで、殺人が起こります。

本作は1933年刊、タイトルに国名を冠した「国名シリーズ」の第7作にあたります。迫りくる山火事という時間制限と、逃げ場のない閉鎖空間を組み合わせ、緊迫感のなかで論理を貫く構成が持ち味です。越前敏弥・北田絵里子による新訳が角川文庫から刊行されています。

(出典: Wikipedia「シャム双子の謎」 / English Wikipedia "The Siamese Twin Mystery")

❦ ❦ ❦

書誌情報

出版社
KADOKAWA / 角川文庫
原書刊行年
1933
邦訳刊行年
1933
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · クローズドサークル