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REVIEW · 書評
N° 271 · 2026-06-29
野獣死すべし 表紙画像
黄金期英国古典

野獣死すべし

ニコラス・ブレイク / 早川書房(ハヤカワ・ミステリ文庫)
" 息子を轢き逃げされた父の復讐日記から始まる、構成の妙が光る古典。
#黄金期の薫り#倒叙
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

復讐の手記から始まる、英国黄金期の構成派ミステリ。

探偵作家フェリックス・レインは、最愛の一人息子を暴走車に轢き逃げされる。何度調べても車の行方はつかめず、半年が空しく過ぎていく。怒りを抑えきれない彼は、顔も知らぬ犯人への復讐を独り誓い、その計画を日記に書きつけ始める——前半はこの父の手記が物語を引っ張り、後半は趣を変えて謎解きの様相を帯びていく。

著者ニコラス・ブレイクは、英国の桂冠詩人セシル・デイ=ルイスがミステリを書くときに用いた別名義。本作は私立探偵ナイジェル・ストレンジウェイズを主役とするシリーズの一編にあたる。1938年に発表された代表作で、構成の妙によって今日まで読み継がれている。

(出典: ハヤカワ・オンライン 書誌ページ / Wikipedia「野獣死すべし」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / ハヤカワ・ミステリ文庫
原書刊行年
1938
邦訳刊行年
1976
ISBN-13
9784150710019
系譜
黄金期英国古典 / 名探偵もの