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REVIEW · 書評
N° 401 · 2026-07-02
中途の家 表紙画像
黄金期米国古典

中途の家

エラリー・クイーン / KADOKAWA(角川文庫)
" 国名シリーズを離れ、二重生活を送る男の死という新機軸に挑んだ転換作。
#論理の巨匠#読者への挑戦#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

名探偵エラリー・クイーンが活躍する黄金期米国の本格ミステリ。

物語は、ニューヨークとフィラデルフィアの中間にあるトレントンの町が舞台。エラリーの旧友で弁護士のビルが、義弟にあたる男が古びた小屋で刺殺されているのを発見するところから動き出します。やがて調べを進めると、被害者は二つの町を行き来しながら、それぞれ別の顔で暮らす奇妙な二重生活を送っていたことが明らかになっていきます。

本作は、都市名や国名を冠した初期の「国名シリーズ」を離れて発表された転換作にあたります。角川文庫版は越前敏弥らによる新訳で、おなじみの「読者への挑戦」も収められています。手がかりから真相を組み上げるクイーンらしい論理の妙を、新しい題材で味わえる中期の一冊です。

(出典: Wikipedia「The Halfway House」 / 角川文庫 書誌(Amazon))

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書誌情報

出版社
KADOKAWA / 角川文庫
原書刊行年
1936
邦訳刊行年
2015
ISBN-13
9784041014585
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物