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REVIEW · 書評
N° 343 · 2026-06-29
クリスマスに少女は還る 表紙画像
現代米国

クリスマスに少女は還る

キャロル・オコンネル / 東京創元社(創元推理文庫)
" クリスマス目前、二人の少女が消えた。翻訳ミステリ屈指の評価を得た一作。
#心理サスペンス#静かな緊張#余韻が残る
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

クリスマスを目前に控えた町を舞台にした、緊張感の高い一作です。

物語は、二人の少女が相次いで姿を消すところから動き出します。誘拐をうかがわせるこの事件は、刑事ルージュにとって、十五年前に双子の妹を失った記憶を呼び起こすものでした。一方では、監禁された少女たちが力を合わせ、脱出の機会をうかがっています。二つの視点が並行して進んでいきます。

著者のキャロル・オコンネルは、女性刑事キャシー・マロリーを主役にしたシリーズで知られる作家です。本書はそのシリーズとは独立したノンシリーズ作品で、邦訳刊行後、翻訳ミステリの読者から長く支持を集めてきました。『東西ミステリーベスト100』の海外篇にも選出されています。事件の真相そのものより、緊迫した状況と読後に残る感触が語られることの多い一冊です。

(出典: 東京創元社 公式書誌 / Wikipedia / 『東西ミステリーベスト100』)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1998
邦訳刊行年
1999
ISBN-13
9784488195052
系譜
現代米国