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REVIEW · 書評
N° 412 · 2026-07-02
ケンネル殺人事件 表紙画像
黄金期米国古典

ケンネル殺人事件

S・S・ヴァン・ダイン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 内側から施錠された寝室で撃たれた収集家。ヴァンス最高峰の密室劇。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる#密室の謎
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

名探偵ファイロ・ヴァンスが登場するS・S・ヴァン・ダインのシリーズ第6作にあたる密室ミステリです。

物語は、中国陶器の収集家アーチャー・コーが、内側から錠のかかった自室の寝室で、拳銃を手にしたまま頭を撃たれて死んでいるところから動き出します。当初は自殺とみられましたが、やがて他殺と判明し、犯人がどのように密室から抜け出したのかが大きな謎として立ちはだかります。

ヴァン・ダインは「一人の作家に書ける優れた探偵小説は六作まで」という持論を唱えており、本作はその区切りにあたる一冊として、シリーズでも評価の高い作品に数えられます。密室の趣向を丹念に組み立てた、黄金期アメリカ本格の一典型を味わえます。

(出典: 東京創元社「ケンネル殺人事件」書誌 / Wikipedia「S・S・ヴァン・ダイン」)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1933
邦訳刊行年
1960
ISBN-13
9784488103064
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物