review notes
ミステリーとしての読みどころ
霧のロンドンを舞台に、一つ屋根の下に潜む犯人を追う、フランス本格ミステリの一作です。
物語は、ロンドンで連続殺人が起きるところから動き出します。犯人は殺害のたびに現場へ「ミスター・スミス」と記した名刺を残していきます。やがて捜査の手はラッセル・スクエア21番地の下宿へと伸びますが、そこには何人もの住人が暮らしていました。この中の誰が殺人者なのか——読者にも同じ問いが突きつけられます。
作者スタニスラス=アンドレ・ステーマンはベルギー・リエージュ生まれの作家で、本作は1939年に発表されました。アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によって映画化されたことでも知られ、フランス語圏を代表する本格ミステリの一つに数えられています。
(出典: 東京創元社公式 / フランス語版Wikipedia)
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