Top Reviews 殺人者は21番地に住む
REVIEW · 書評
N° 348 · 2026-07-01
殺人者は21番地に住む 表紙画像
フランス古典

殺人者は21番地に住む

スタニスラス=アンドレ・ステーマン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 犯人が同じ下宿に潜む——霧のロンドンの連続殺人を扱うフランス本格の一作。
#探偵小説の古典#フランス本格の粋#ロンドンの霧
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

霧のロンドンを舞台に、一つ屋根の下に潜む犯人を追う、フランス本格ミステリの一作です。

物語は、ロンドンで連続殺人が起きるところから動き出します。犯人は殺害のたびに現場へ「ミスター・スミス」と記した名刺を残していきます。やがて捜査の手はラッセル・スクエア21番地の下宿へと伸びますが、そこには何人もの住人が暮らしていました。この中の誰が殺人者なのか——読者にも同じ問いが突きつけられます。

作者スタニスラス=アンドレ・ステーマンはベルギー・リエージュ生まれの作家で、本作は1939年に発表されました。アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督によって映画化されたことでも知られ、フランス語圏を代表する本格ミステリの一つに数えられています。

(出典: 東京創元社公式 / フランス語版Wikipedia)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1939
邦訳刊行年
1983
ISBN-13
9784488212018
系譜
フランス古典 / 名探偵もの