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REVIEW · 書評
N° 378 · 2026-07-02
ヘラクレスの冒険 表紙画像
黄金期英国古典

ヘラクレスの冒険

アガサ・クリスティー / 早川書房(クリスティー文庫)
" 引退を前にしたポアロが、名の由来たる英雄の十二の功業になぞらえて選ぶ最後の事件簿。
#名探偵の妙技#多彩な謎#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

エルキュール・ポアロが活躍する連作短編集です。

私立探偵としての引退を心に決めたポアロは、自らのファーストネーム「エルキュール」がギリシア神話の英雄ヘラクレスに通じることに思い至り、最後の仕事として、神話に伝わる十二の功業になぞらえた事件だけを選んで手がけようと考えます。こうして「ネメアのライオン」に始まり「ケルベロスの捕獲」で幕を閉じる、神話の各功業に対応した十二の物語が連なっていきます。

1947年に刊行された、クリスティー中期の短編集です。一話ごとに趣向を変えた粒ぞろいの謎解きが並び、彼女の短編集のなかでも変化に富んだ一冊として知られます。クリスティー文庫では全編が新訳で読めます。

(出典: 早川書房クリスティー文庫 / Wikipedia「ヘラクレスの冒険」・英語版「The Labours of Hercules」)

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書誌情報

出版社
早川書房 / クリスティー文庫
原書刊行年
1947
邦訳刊行年
2004
ISBN-13
9784151300608
系譜
黄金期英国古典 / 連作短編 · 名探偵もの