review notes
ミステリーとしての読みどころ
「ブラウン神父」シリーズで名高いG・K・チェスタトンによる、逆説と機知に彩られた連作短編集。
主人公は、上流階級の出で政界の大物たちとも通じ、内幕を知り尽くしたがゆえに動けないという苦みを抱えた男ホーン・フィッシャー。新進の記者ハロルド・マーチとともに、政治的な判断が絡む厄介な事件に次々と関わっていく。
ブラウン神父ものとはひと味違う、文明批評や社会風刺の色を帯びた異色作として知られる。南條竹則の新訳により、創元推理文庫でチェスタトンの非ブラウン神父作品を読める一冊である。
(出典: 東京創元社 書誌ページ / HMV 書誌)
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