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REVIEW · 書評
N° 294 · 2026-06-29
逃げる幻 表紙画像
黄金期米国古典

逃げる幻

ヘレン・マクロイ / 東京創元社(創元推理文庫)
" スコットランドの荒野で起きた少年消失と密室殺人に、ウィリング博士が挑む不可能犯罪もの。
#黄金期の薫り#名探偵に身を任せる#特殊知識探偵
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

精神科医ベイジル・ウィリングが不可能犯罪に挑む、黄金期米国の本格ミステリ。

舞台はスコットランドのハイランド地方。たびたび家を抜け出す少年がいて、ある日、見晴らしのきく荒野の只中から忽然と姿を消してしまう。そして起きる密室殺人。アメリカから来合わせたウィリング博士が、人間消失と不可能犯罪という二つの謎を前に立つ。

著者ヘレン・マクロイは精神科医の探偵ウィリングを擁する黄金期米国の代表的作家で、本作はそのシリーズの一篇。原書は一九四五年、邦訳は駒月雅子訳による本邦初訳で創元推理文庫に収められた。第二次大戦の影を背景に敷きつつ、緻密な構成と結末の意外性が評価されている。

(出典: 東京創元社 書誌ページ / 物語良品館資料室「ベイジル・ウィリング博士シリーズ全作品ガイド」)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1945
邦訳刊行年
2014
ISBN-13
9784488168094
系譜
黄金期米国古典 / 名探偵もの · シリーズ探偵物