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REVIEW · 書評
N° 387 · 2026-07-02
ポンド氏の逆説 表紙画像
黄金期英国古典

ポンド氏の逆説

G・K・チェスタトン / 東京創元社(創元推理文庫)
" 矛盾した言葉から真実が立ち上がる、チェスタトン逆説の妙を凝縮した連作。
#逆説と機知#寓話的#黄金期の薫り
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📝 書評 世評・資料をもとに、当サイトの選書基準で構成した書評です ✓ 結末・犯人・トリックの種類には触れていません
review notes

ミステリーとしての読みどころ

「ブラウン神父」シリーズで知られるG・K・チェスタトンの逆説が、もっとも純度高く楽しめる連作短編集。

穏やかな官吏ポンド氏は、会話のなかでふと、一見すると筋の通らない奇妙な一言を漏らす。その矛盾した言葉がなぜ真実たりうるのかを解きほぐしていくと、背後に隠れていた事件の姿が立ち上がってくる。

事件から結論を導くのではなく、まず逆説を置いてから種明かしへ向かうという独特の構成が本書の眼目である。晩年のチェスタトンによる非ブラウン神父作品を、南條竹則の新訳で味わえる一冊。

(出典: 東京創元社 書誌ページ / 国立国会図書館サーチ)

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書誌情報

出版社
東京創元社 / 創元推理文庫
原書刊行年
1936
邦訳刊行年
2017
ISBN-13
9784488110185
系譜
黄金期英国古典 / 連作短編 · 名探偵もの